紺の綴帳

趣味のある人生を模索し今を生きる、20代男子の記録

リーダーとは

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

私は相変わらずな感じです、、orz、、

さて、昨日のことですが、情報収集がてら街を歩いていると、私は古本屋を見つけました。

たまたま入ってみると、「まんがで読破」という名作文学を漫画化したものが置いてあったので思わず買っちゃいました。


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 資本論君主論です。

そこで内容を読んで面白いと思ったのは

君主論のリーダーについてです。

今回はこれについて語っていきたいと思います。

 

君主論の主張するリーダーとは

LEADER=統率者

リーダーの役目とは・・・自分の組織を守ること

そのための方法とは(How to)・・・リーダー本人が人から恐れられる存在になり

人から恨まれないこと

人から恐れられることは、組織の内にも外にもいい効果を得られる。

そして恨まれることがなければ新たな敵を作ることもない。

 

saikyou-team.com

 

そう考えるとこの方経営者としては極めて優秀であり、同時に多方面から恨まれてもいたと思います。

前にも似たようなこと言ったと思いますので、詳しくは前回の記事を参照にしてください。

 

starmen3.hatenadiary.com

ならば恨まれないように生きることはできないのか、恐れられながら恨まれないという選択肢はないのか?

 

このふたつは並行して行うことはできるようです。

 

その方法とは、

 

「人のものを奪わないこと」

 

リーダーは人の名誉や財産、部下の恋人や妻、友人や家族を奪うようなことは絶対避けなければならないことだそうです。

人のものに手をださなければ恨まれずに済む、

リーダーは人から恐れられても人の道を大きく逸れなければいいそうです。

 

実際今の社会を考察して、トランプ大統領に関して正直矛盾を感じざるを得ません。

 

champmagazine.info

あれだけ移民に対して否定的な態度をとり、多くの人の権利を奪っている、

恨みは多く買っている、しかしそれ以上にオバマ大統領の時にはなかった妙な期待値が高まっているのも事実だと思います。

「この大統領なら何かしてくれる」

「世界に大きな変化を」

そんな声も少なからずあると思います。

 

個人的には、願わくばなんかやるにしろ日本を含め、力を持たないところに火の粉が飛ばないようにしてほしいです。

 

ちなみに前大統領のバラク・オバマ氏は、、

ストレスから解放され笑顔を見せる写真が公開されていますね、

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引退後のバラク・オバマ氏の爽やか写真

 

 

 

 

 

前職お疲れさまでした。

ゆっくり休んでください。

2~3年遊んでいても、正直バチは当たらないと思います。

 

大統領を退任した後でもオバマ氏の収入は年収2000万円以上と言われています。
どうやら連邦政府の定年退職者として年金が支給されるそうです。
(ちなみに大統領時代は年収7000万円と言われてます。)

これだけあれば余裕で生活できます。

 

なんだかOne Pieceのこの人みたいですね


ストレスから解放されたセンゴク

 

 

 

 

さて次にリーダーとは

 

常に力と正義が求められるもの

 

力なき者には誰も守れやしない

 

部下たちは自分を守ってくれないものには誰も忠誠を誓わないもの

敵に対しては火のような苛烈さ

仲間や自分に対しても厳格であり

そのうえで味方に正しさと秩序と安らぎを与えるもの

それが組織の守護者たるものの姿だそうです。

 

なんだか武田信玄風林火山を連想します。

 

さらにリーダーが心がけないといけないもの

 

「人からの軽蔑を避けること」

これは古今東西どこにいってもついてまわりますね、、

 

リーダーは人に判断力の欠けるところを見せてはいけません。

戦いや面倒ごとを避けたいからといって、リーダーは時として中立の立場をとりたがりますが、それは間違いです。

危険に対してみて見ぬふりをして何もしないことを選ぶこと

それは臨機応変な判断ではなく身を亡ぼすだけの優柔不断です、

時間は何も解決してはくれません。危険は生きている限り必ず個人のそばについて回るものですので

生きている限り戦い続ける

結局人の本質はそこだと思います。

 

人の意見に翻弄される、これも軽蔑される一因だそうです、

リーダーが気が変わりやすく軽薄で臆病ともなると人の軽蔑を避けるのは難しいそうです。

正直耳が痛いですね、思い当たるところはありますので、、

人の軽蔑を避けるためにリーダーは己を磨く努力が必要とされます。

それと軽蔑を避けるためには

 

「リーダーが優秀な部下を手に入れること」

 

リーダーによい部下がついていれば、その人は優秀な部下から忠誠を得ている好人物として認められ、リーダーは人々から尊敬されるそうです。

 

ここで一つの知恵

リーダーの人格や力量をはかりたいときは、リーダーについている部下を見れば一目瞭然

 これは組織においていい人間観察になるかもしれないですね、

ほかにも

自分が雇う人間の本質を見抜く力量

リーダー自身の日々のたゆまぬ努力が必要とされるようです。

 

長くなりましたが君主論においてリーダーとして大事なことは

(下に箇条書きにしてまとめます)

・リーダー本人が人から恐れられる存在になり人から恨まれないこと

・恨まれないために人のものを奪わないこと

・人からの軽蔑を避けること

・雇う人間の本質を見抜けること

・日々努力すること

 

以上です。参考までにどうぞ。

 

現代社会において、この考え方がどこまで活きるか興味沸いてきました。

 

余談ですが、リーダーとは若干ニュアンスが異なりますが

「カリスマ性」という言葉があります。

wikipediaより、
カリスマ(ギリシア語: Χάρισμα、ドイツ語: Charisma)とは、預言者・呪術師・英雄などに見られる超自然的・または常人を超える資質のことを指す。もとは、キリスト教用語として、『新約聖書』において、神からの天与の賜物の意味で用いられた言葉である。この資質を持つ者による支配を、ドイツの社会学マックス・ヴェーバーは「カリスマ的支配」と呼び、支配の三類型の一つとした。 

カリスマ - Wikipedia

 

もとも常人をこえた資質を指す言葉だったんですね、

それが人を魅了し従える要素の意味合いで、広く知られるようになったみたいです。

 

アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」からの引用になりますが、

カリスマ性には3つの要素がある。
・英雄的、預言者的資質
・一緒にいて気持ちがいいという、シンプルな空間演出能力
・あらゆることを雄弁に語るための知性

PSYCHO-PASS サイコパス #09「楽園の果実」)

 だそうです。

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ドナルド・トランプ大統領

うーん、一緒にいて居心地いいかどうかは知りませんが、間違いなく何かしらのカリスマ性は持っているでしょうね、、この人も

 

また時間ありましたらこの手の考察を更新します、

ではまた、、